「天中殺」と聞いて皆さんは何を思い浮かべますか?
「殺」という文字が入っているのであまりいいイメージは浮かばないかと思います。
でも、安心してください。
命の危険があるような危ないものではありません。
それに悪いことだけが起こるというのも間違い。
悪い印象だけが一人歩きしているのが現実です。
天中殺は12年に1回、誰にでも訪れます。
期間は2年間、「その間は大人しくしていましょう」と言われていました。
仕事に恋愛、新たに何かを始める場合など。
そういう時には特に注意が必要と言われています。
この辺り、実は勘違いが多いのです。
私は「寅卯天中殺」に。
弟は「大運天中殺」に。
甥は「午未天中殺」です。
今回は
- それぞれの天中殺はどういうものなのか。
- 天中殺の間に結婚してもいいのか。
- 天中殺の間にはどう過ごしたらいいのか。
などを正しく学んでいきましょう。
午未天中殺とは?
天中殺には6種類あります。
その中でも午未天中殺は年下との縁が悪くなるのが特徴です。
もしくは部下や後輩。
目下とされる人とも縁が薄くなります。
下からの問題がいろいろと・・・(-。-;
部下の尻拭いなど、ですかね(^^;;
それも受け入れるしかありません。
しかし、目上には恵まれます。
上司に可愛がられたり出世したり、仕事運としては悪くはないかもしれません。
家族や集団の役割で言うと、感じのような存在に。
それから、何かに凝りやすくなるのも特徴と言えるでしょう。
自分が興味があることに関しては物凄い集中力を発揮します。
しかもこの時期は途中で止めることは滅多に無く、プロの域まで到達する人もいます。
ただ、その分融通が利きづらくなります。
傲慢になることも・・。
かと思えば、意外に人見知りで初対面の人は苦手だったりします。
傲慢になっていることが多いので、会話のキャッチボールが下手でお世辞なんかは一つも言えません(^^;;
社交辞令でもいいので言ってください(^◇^;)
なので自分の殻に閉じこもってしまう傾向があり、孤立してしまう事もありますよ。
どちらかというと一つの道を究めるタイプ。
それが午未天中殺の時期に入っている人です。
掃除が海運の早道ですね。
では、同じ天中殺でも「大運天中殺」とはどう違うのでしょう?
大運天中殺とは?
目標、夢、希望がある人と無い人とで全く違ってくる。
それが「大運天中殺」に入っている人です。
大きな目標がある人は、自分を制約されないところに身を置くとgoodです。
分かりやすく言うと、一人暮らしのような独立をです。
この時期は周りに影響を受けやすく、何事にも流されやすい傾向にあります。
周りに流されると元々もっている運気も下がってしまいます。
大した目標もなく、平凡に過ごしている毎日。
組織の中に入り込み、安全な場所を確保してそこから動かない人。
そんな人には大きな変化は期待できません。
壮大な目標や強い使命感を持つ事で初めて良い運気の流れに入ります。
大運天中殺の影響を受けるのが約5年。
その間に一人暮らしなどを始め、自分にとって良い事と思ったら取り入れてみる。
そうする事で運気が自分に向かってくるようになります。
目標に向かって努力を惜しまず、常に一途であること。
それが大運天中殺で成功する秘訣です。
普段の行いや行動がダイレクトに響いてくる。
それが「大運天中殺」です。
「寅卯天中殺」とは、どう違うのでしょうか?
寅卯天中殺とは?
寅卯天中殺は方角にすると東を意味します。
東は母親、友人、兄弟にあたります。
寅卯天中殺の人は残念ながら母親、友人、兄弟から協力が得られないという特徴があります。
「二代運、三代運」の星とも呼ばれているんです。
この意味は一代目が築いたものを2倍にも3倍にもできる力を持っているということ。
猪突猛進とは真逆で、一歩一歩確実に物事を進めていくのも特徴の一つ。
働き盛りの30代、40代に運気は上昇します。
異性からも同姓からも好かれる魅力があるでしょう。
以上の理由から、自営業などで成果が出やすいと言える時期です。
自営業で成功する人は寅卯天中殺に入っている時期に成功する人が多いんですよ。
と言っても、寅卯天中殺に入っている期間に急に事業を始められても意味はなのでご注意を!
天中殺の間には様々な時世の岐路が訪れます。
その一つに「結婚」があると思います。
天中殺に入った時、その時に結婚はしてもいいのでしょうか?
天中殺に結婚してもいい?
占星学、運命学では12年の内に2年間青天井であり底なし沼状態の期間があります。
その時期は自分が何をやっているのか、よく分からない。
周りもはっきりと見えない状態になります。
恋愛においては相手が現実よりもよく見えてしまうのです。
年齢を気にしたりするのも天中殺に入っている期間が多いです。
焦っているところに気の合う人が現れたら・・・待てますか?天中殺が終わるまで。
基本的には天中殺明けまで待ったほうがいいですが、例えば相手に「結婚しよう」と言われて、いいムードになったとします。
なのに「天中殺だから待って」なんて言われても「はぁ?」ってなるだけですよね(^^;;
そんな事で結婚を躊躇してしまうようなら、その人とはそこまでの関係だったのでしょう。
ただ、天中殺の間に結婚するのは、ぜんぜん構わないです。
では天中殺の間に結婚すると、どうなるのか?
元々、結婚とは先祖から受け継いだ遺伝子の伝達を行う儀式です。
次の代にその遺伝子を繋げるためのものです。
なので天中殺の影響が出るのは結婚しても子供が生まれてからです。
それも長男が生まれた場合のみ。
ただ、男の子か女の子かは産み分けられるものでもないので、とりあえず結婚されても出産されるのは天中殺が明けてからにするのがベターですよ^^
そんな天中殺に最も影響を受ける時期。
そんな時期に私たちは、どうやって過ごせばいいのでしょうか?
天中殺の過ごし方
前回の天中殺からの行いが悪いと何をやっても上手くいかない時期。
それが天中殺です。
逆にそれまでいい事をたくさんしてきたらいいことがたくさん起きます。
そんな天中殺の間に気をつけないといけない事とは健康面では心身のメンナンスです。
健康診断や人間ドックなど、お医者さんによく診てもらいましょう。
無理に仕事をしても動けば動くほど疲れるだけです。
ただ、天中殺だからと言って、何も卑屈になる必要はありません。
考え方一つで随分と楽になるものなのです。
天中殺は良い機会?~まとめ~
天中殺というと、どうしてもマイナスのイメージがあります。
「新しい事は避けよう」とか「人生を左右するような決断はしないこと」。
でも考えてみてください。
私たちが自分で考え、決断し、決めていくこと。
それには、ちゃんとした理由があります。
天中殺に入った時こそ「自分磨き」の良い機会なのです。
日頃の行いがいい方はいい事が返ってきますので楽しみにしておきましょう^^
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